四国最強位戦 2回戦 カジvsサノ
2004年11月28日カジ テツヤ:赤単バーン
サノ ケンタ:緑単ウルザトロン
予選ラウンド(スタンダード)でも当たっているこの二人、その時の戦いはカジの勝利で終わっている。「負けたー」と試合が始まる前から嘆くサノに、カジは「いやいや、まだ分かりませんよ」と答える。カジが再び勝つのか、それともサノが雪辱を果たすのか・・・。
Game1
先攻を取って少し気が楽になったサノ、<歯と爪><精神隷属器>等のフィニッシュカードは無いが、<ウルザの塔>と<森の占術>2枚を含むハンドをキープ。後攻のカジは1マリガンでのスタート。
1ターン目はお互いに<森>、<山>とセットしたのみ。2ターン目、サノは<ウルザの鉱山>をドローし、<桜族の長老>を出してエンド。カジは<ちらつき蛾の生息地>をセットして、自分の手札をちらっと見てからエンドを宣言。ここでサノは<桜族の長老>を生け贄に捧げマナブースト。返しのターンで<森の占術>2枚をプレイし、<ウルザの魔力炉><ウルザの塔>をサーチしてくる。カジはエンド宣言に対応して<マグマの噴流>をサノに向けて撃ち、未来を垣間見る。そしてセット<山>後、<溶岩の撃ち込み>に<氷河の光線>を連繋させて本体に5点のダメージを与える。4ターン目にきっちり<森>2枚とウルザランド3種を場に揃えたサノだが、ハンドにフィニッシャーは無い。スリス等への抑止力として<忘却石>をプレイしてエンド。少しホッとした表情のカジ、<山>を置いて<ちらつき蛾の生息地>でアタック。サノのライフはこれで12となった。サノはセット<ウルザの塔>のみでターンエンド。カジはサノのエンドに<マグマの噴流>を撃ち、自ターンのメインで<火山の槌>をサノにプレイ、その後再び<ちらつき蛾の生息地>でアタック。ライフが6まで落ち込んだサノ、引いてきた<森の占術>を即プレイし、更なるマナを確保すると共に、わずかでもフィニッシャーを引く確率を上げようとする。カジはドローした後、小考。<ちらつき蛾の生息地>で攻撃せず、土地を4枚立ててサノにターンを渡す。カジのマナの残し方から3マナ以上のインスタント火力が見えるサノ、ここで何とかしなければ・・・と祈るようにドロー。しかし、引いたのは<森>。半ば諦めた表情のエンドを宣言したサノに、<氷河の光線>(連繋<氷河の光線>)の4点が飛ぶ。そしてカジのターン、ハンドに残る<氷河の光線>が最後の2点を削り取った。
カジ 1−0 サノ
「ほらね、やっぱり死んだろ」と苦笑しながらサイドボーディングに入るサノ。サノのデックは赤単バーンに対して明確に有効なサイドボードを持たない為、首を傾げたり、考え込んだりしつつカードを入れ替えていく。一方のカジは迷わず素早くカード交換を終えた。
カジ
in <罰する者、ゾーズー>4、<血染めの月>2
out <罠の橋>3、<静電気の稲妻>3
サノ
in <刈り取りと種まき>1、<精神隷属器>1、<映し身人形>1、<隔離するタイタン>1、<帰化>3
out <酸化>4、<忘却石>2、<鏡割りのキキジキ>1
Game2
サノ先攻、マリガン無し。カジは最初の7枚を見て「これは無理」と笑いながらライブラリーに戻す。1マリガン後のハンドは、ゆっくり頷いてキープ。
サノはセット<森>のみ。カジは<山>をセットした後、<金属モックス>をプレイ(刻印:<火山の槌>)し、1ターン早く<炎歩スリス>を走らせる。ブロッカーを立てたいサノだが<桜族の長老>は手札に居ない。メインから<帰化>でカジの<金属モックス>を破壊して、動きを抑えにいく。次ターン、カジは<大焼炉>をセットして<炎歩スリス>でアタックした後エンド。サノは<永遠の証人>を召喚し、<帰化>を回収する。カジは山を置いて<炎歩スリス>でアタックするが、これは永遠の証人でチャンプブロックされる。2枚目の<ウルザの塔>を場に出したサノ、<忘却石>をプレイしてエンド。このエンドに<溶鉱炉の脈動>がカジの手札から放たれ、サノのライフは残り13となった。カジ、3/3の<炎歩スリス>で攻撃し、エンド。3枚目の<ウルザの塔>を「何これ」と苦笑しながらセットするサノ。<忘却石>を起動するための5枚の土地を立ててエンド宣言。ここで2枚目の<溶鉱炉の脈動>がサノに撃ち込まれる。カジはまた一回り大きくなった<炎歩スリス>で攻撃、サノは<忘却石>を起動してこれを破壊。ターンを渡されたものの何もできないサノは、3マナで止まっているカジのマナ源を狙うことを選択し、序盤で回収した<帰化>を<大焼炉>に撃つ。カジ、これにスタックして<大焼炉>をコストにしての<爆片破>。サノの残りライフは1。そしてカジのターン、Game1と同じく<氷河の光線>がサノにトドメを刺した。
カジ 2−0 サノ
Results: カジ テツヤ Win
※文中敬称略
サノ ケンタ:緑単ウルザトロン
予選ラウンド(スタンダード)でも当たっているこの二人、その時の戦いはカジの勝利で終わっている。「負けたー」と試合が始まる前から嘆くサノに、カジは「いやいや、まだ分かりませんよ」と答える。カジが再び勝つのか、それともサノが雪辱を果たすのか・・・。
Game1
先攻を取って少し気が楽になったサノ、<歯と爪><精神隷属器>等のフィニッシュカードは無いが、<ウルザの塔>と<森の占術>2枚を含むハンドをキープ。後攻のカジは1マリガンでのスタート。
1ターン目はお互いに<森>、<山>とセットしたのみ。2ターン目、サノは<ウルザの鉱山>をドローし、<桜族の長老>を出してエンド。カジは<ちらつき蛾の生息地>をセットして、自分の手札をちらっと見てからエンドを宣言。ここでサノは<桜族の長老>を生け贄に捧げマナブースト。返しのターンで<森の占術>2枚をプレイし、<ウルザの魔力炉><ウルザの塔>をサーチしてくる。カジはエンド宣言に対応して<マグマの噴流>をサノに向けて撃ち、未来を垣間見る。そしてセット<山>後、<溶岩の撃ち込み>に<氷河の光線>を連繋させて本体に5点のダメージを与える。4ターン目にきっちり<森>2枚とウルザランド3種を場に揃えたサノだが、ハンドにフィニッシャーは無い。スリス等への抑止力として<忘却石>をプレイしてエンド。少しホッとした表情のカジ、<山>を置いて<ちらつき蛾の生息地>でアタック。サノのライフはこれで12となった。サノはセット<ウルザの塔>のみでターンエンド。カジはサノのエンドに<マグマの噴流>を撃ち、自ターンのメインで<火山の槌>をサノにプレイ、その後再び<ちらつき蛾の生息地>でアタック。ライフが6まで落ち込んだサノ、引いてきた<森の占術>を即プレイし、更なるマナを確保すると共に、わずかでもフィニッシャーを引く確率を上げようとする。カジはドローした後、小考。<ちらつき蛾の生息地>で攻撃せず、土地を4枚立ててサノにターンを渡す。カジのマナの残し方から3マナ以上のインスタント火力が見えるサノ、ここで何とかしなければ・・・と祈るようにドロー。しかし、引いたのは<森>。半ば諦めた表情のエンドを宣言したサノに、<氷河の光線>(連繋<氷河の光線>)の4点が飛ぶ。そしてカジのターン、ハンドに残る<氷河の光線>が最後の2点を削り取った。
カジ 1−0 サノ
「ほらね、やっぱり死んだろ」と苦笑しながらサイドボーディングに入るサノ。サノのデックは赤単バーンに対して明確に有効なサイドボードを持たない為、首を傾げたり、考え込んだりしつつカードを入れ替えていく。一方のカジは迷わず素早くカード交換を終えた。
カジ
in <罰する者、ゾーズー>4、<血染めの月>2
out <罠の橋>3、<静電気の稲妻>3
サノ
in <刈り取りと種まき>1、<精神隷属器>1、<映し身人形>1、<隔離するタイタン>1、<帰化>3
out <酸化>4、<忘却石>2、<鏡割りのキキジキ>1
Game2
サノ先攻、マリガン無し。カジは最初の7枚を見て「これは無理」と笑いながらライブラリーに戻す。1マリガン後のハンドは、ゆっくり頷いてキープ。
サノはセット<森>のみ。カジは<山>をセットした後、<金属モックス>をプレイ(刻印:<火山の槌>)し、1ターン早く<炎歩スリス>を走らせる。ブロッカーを立てたいサノだが<桜族の長老>は手札に居ない。メインから<帰化>でカジの<金属モックス>を破壊して、動きを抑えにいく。次ターン、カジは<大焼炉>をセットして<炎歩スリス>でアタックした後エンド。サノは<永遠の証人>を召喚し、<帰化>を回収する。カジは山を置いて<炎歩スリス>でアタックするが、これは永遠の証人でチャンプブロックされる。2枚目の<ウルザの塔>を場に出したサノ、<忘却石>をプレイしてエンド。このエンドに<溶鉱炉の脈動>がカジの手札から放たれ、サノのライフは残り13となった。カジ、3/3の<炎歩スリス>で攻撃し、エンド。3枚目の<ウルザの塔>を「何これ」と苦笑しながらセットするサノ。<忘却石>を起動するための5枚の土地を立ててエンド宣言。ここで2枚目の<溶鉱炉の脈動>がサノに撃ち込まれる。カジはまた一回り大きくなった<炎歩スリス>で攻撃、サノは<忘却石>を起動してこれを破壊。ターンを渡されたものの何もできないサノは、3マナで止まっているカジのマナ源を狙うことを選択し、序盤で回収した<帰化>を<大焼炉>に撃つ。カジ、これにスタックして<大焼炉>をコストにしての<爆片破>。サノの残りライフは1。そしてカジのターン、Game1と同じく<氷河の光線>がサノにトドメを刺した。
カジ 2−0 サノ
Results: カジ テツヤ Win
※文中敬称略
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