キチガイ女。

2005年1月6日
長崎から高速バス・飛行機合わせて5時間の道のりを経て松山に帰還。どっぷり疲れて家でじっとしていたが、余りに腹が減ったので11時前にコンビニに行くことに。

コンビニで立ち読みしてると、20歳くらいの女性に「ちょっと外来てもらえますか?」と言われる。道でも聞かれるのかと思って大人しく外に出ていくと・・・。

女性「あなたの自転車ってこれですか?」
俺「?はい、そうですけど?」
女性「これ、あたしのなんですよ」
俺「はあ?」
女性「あなた、これ×××で盗りましたよね」
俺「いや、俺のっすよ」
女性「盗ったでしょう!」
俺「・・・盗ってねーつってんだろボケが!」
女性「・・・」
俺「話ならんわ、警察呼ぼ。・・・ケータイ持ってねーわ。代わりに電話してもらえる?」
女性「良いんですか?呼びますよ?」
俺「今呼べっつったやろ!耳ねーんか、お前は!」

こっちをチラチラ見ながら警察に電話する女性。こっちの年齢とか聞いたり、いつ頃盗られたかとか答えている。

女性「えっと、2週間ぐらい前に盗られたんですよー」
俺「『ぐらい』!?人のこと泥棒呼ばわりしといて『ぐらい』!?おめでてー記憶力してんな!」

睨まれる。

女性「はい、じゃあ、待ってます」
俺「・・・今電話してて何とも思わなかった?」
女性「え?」
俺「明らかにおかしいっしょ。ホントに盗ってたら自分から警察呼ばねーだろ。つーか普通あんたが呼ぶやろ」
女性「・・・」
俺「あんた、歳は?」
女性「・・・」
俺「お前さっき俺の歳聞いたやろが!どんだけ礼儀知らずやねん!」
女性「21です」
俺「はっ、二十歳越えてんのに常識ねーのな」

この辺で大分向こうの態度が弱くなってくる。

俺「最初の威勢はどしたん?やばくなってきたらコロッと態度変わったやん」
女性「変えてへんわ!」

逆ギレ。

女性「ゴチャゴチャ文句付けてきて・・・うるさいわ!」
俺「ボケか、お前!人を泥棒呼ばわりして因縁付けて来たんはそっちやろが!つい10分前ぐらいのことやろが!自分のしたことも覚えてられんのか、アホが!お前これタダで済むと思てないやろうな?おい!地べたに土下座してもらうくらいはしてもらうで!」
女性「間違ってたらそのくらいしたるわ!あんたこそどうするんよ、あたしが間違ってなかったら!?」
俺「お前ホンマにアホやな!そん時のために警察呼んだんやろが!しかもマヌケなお前の代わりに俺が!」
女性「・・・警察遅い!もう早来てーや!警察来てくれたらゴチャゴチャ言わんで済むのに!」

やばい。薄々気付いてたが、こいつホントにアホだ。

で、5分ぐらいしてパトが到着。若いのと中年の二人組。女性と俺を2カ所に分けてどっちもの話を聞く。んで、結局俺と女性の自転車の車体登録番号と防犯登録番号を確認してケリを付けることに。

当然「俺の自転車である」という結果が出る。結果も別々に聞かせられたが、ちょっと離れてる場所からも女性の顔色が白くなり表情が硬くなっていくのが分かる。終いには説教する中年の警察官相手に半泣き状態。こいつ、正真正銘のアホだ。

警察の二人は、女性を謝罪させて終わりってことにしたいらしいが、俺があんまりにもブチ切れてたんで、謝罪の前に俺をなだめるよう説得するつもりらしい。

中年「まあね、良くあるタイプの自転車だからね、間違えたり、勘違いをね、することもあるからね」
俺「それは分かってますよ。だからこそ普通もっと確認するでしょう?いきなり人に『あんた盗ったでしょ』とは言わないでしょう?・・・その人がよっぽどアホじゃなけりゃあね!」

離れた場所でこちらを伺ってた女性がビクッとなる。

中年「でもね、向こうもね、反省しているみたいだからね、抑えて、ここは抑えて、ね、勘弁してあげて、ね」
俺「分かってます。大丈夫ですよ。仕方ないです。・・・こういうアホは死んでも治りませんからね!二十歳越えてもそういう常識がない奴にどうこう言っても無駄ですからね!」

また女性の体がビクッとなる。

中年「分かるよ、うん、分かる、君の気持ちは良く分かるけどね」

オジサン・・・良い加減、自分が火に油を注いでいることに気付いて欲しい。

んで、くだらない薄っぺらい謝罪タイム。

女性「本当に済みませんでした」

余りに芸のない謝罪に思わず「ボケか、お前は!」と怒鳴りそうになるが、警察官二人組がこっちをじっと見ているので止める。

俺「もう良いよ、何言ったってあらゆる意味で無駄だし」
女性「本当にごめんなさい」

喉まで来た「もう良いって言ってんのが聞こえねーんか、お前は!」と言う怒声を何とか飲み込む。

立ち読みと買い物を済ませようとコンビニに戻ろうとする俺にまた女性が話しかけてくる。

女性「本当にすいませんでした」
俺「・・・さっさと消えて」

ここまで来ると口よりも手が出そうになる。見かねた中年警官が女性に注意する。

中年「もうね、良いから、ね、彼が良いって言ってるんだから、ね」
女性「はい・・・」

俯きながら去っていこうとする女性。

俺「おい!消える前にコンビニの店員さんに謝るとかしろよ!そんぐらいの知恵もねーんか!」

女性は半泣きで店員に詫びを入れ、逃げるように去って行った。ここまで来るともうアホって言うよりキチガイだな。

騒動開始が11時前、終了が12時ジャスト。これほどネガティブな要素満載の1時間を過ごしたのは久しぶりだった。

俺は兵庫尼崎の出身なんで、何回もチャリパクされてる。大学でも2回された。だから、チャリしか移動手段無い奴がチャリ盗られたらどれだけ苦労するか知ってる。チャリパクは絶対しない(あとカサパクもね)。つーか、それが普通なんだけどね。

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